11月がスタートしました。
今月はどんな出会いがあるかな。どれだけの人を笑顔にできるかな。
そんな気持ちで新たな一カ月の始まりです。
今月もどうぞ宜しくお願い致します。
【今月のテーマ】
「ブランディングある時・ない時」を考えてみる。
ブランディングやリブランディングという言葉は知っていても、
ブランディングそのものが、企業経営にどのような影響があるのか、
イマイチわかりにく点もあると思います。
今回は、ブランディング・リブランディングの役割について
あるとどうなる?ないとどうなる?について考えてみたいと思います。
●リブランディングってナニ?
リブランディングは、ブランド再生、ブランド再開発することです。
今ある経営資産やブランド資産を活かしながら、
新しい時代や顧客にも受け容れられるブランドへと再構築することで
長く愛されるブランドを築く事ができます。
●ブランディングってナニ?
ブランディングは、経営資源やブランド資産を活かしながら構築していくものです。
企業のイメージが統一化され、社内外に共通の認識を持ってもらう事で
ブランドを築いていく事ができます。
ちなみに「イメージの統一化」というと、ロゴデザインや
コーポレートカラー、WEBサイトをリニューアルして
イメージを統一化する事と思われがちですが、
デザインの変更は“ブランディング”ではなく、
その背景にある“意味”や“企業の在り方”を伝える事がブランディングです。
ブランディングない時・ある時(ブランドの軸編)
ブランドの軸とは、企業のビジョンや方向性を明確にして
それを言語化することを指します。
●ない時
・とりあえず目の間に流れてくる事をやってみる。
・ツールのフォント、カラーなどがバラバラ
・経営理念がない
・ビジョンがない
・パーパスって何?
・存在意義を明確にしていない
●ある時
・理念に基づいた行動ができる
・自社の強み(魅力)を把握している
・社内でやる、やらないの判断が統一できる
・ビジョンを明確にして言語化している
・それをきっちり発信している
・それを元に発信している
・採用コンセプトが明確である
・理念に共感した人材が集まってくる
・社内外からこの会社は“こんな会社”のイメージが確立している。
ブランディングない時・ある時(ツール制作編)
ツール制作とは、ロゴのデザインやWEBサイトの制作時に
どんな考え方でツールを作っているかです。
●ない時
・ロゴやWEBサイトをリニューアルすることがブランディングだと思っている。
・ロゴやWEBサイトを作る時に、「どんな感じが良いですか?」とデザイナーから聞かれて、
好きなイメージを伝えている
・WEBの内容(原稿)を自社で書いている。又はデザイナーがリライトしている。
●ある時
・企業の強み、イメージを明確にしたWEBサイトの企画・設計が行われている。
・コピーライターなどの専門家と共に言葉を紡いでいる
・企業が目指す未来を明確にして、ロゴの意味、カラーの意味を考えている。
・コーポレートメッセージを持ち、それをツールにも明示して事業を展開している。
ブランディングある時(広報編)
広報は社内外に向けて情報発信する事ですが、
誰に何を伝えるかが明確になっているか確認します。
方向性が決まっていない状態でのとりあえず的な情報発信は
長く続かない可能性がありますので、
しっかりと方向性を決めていきます。
●ある時
ブランド軸に基づいたツール作りができていれば、
後は力強く実行(発信)するのみ!
接点活動が広報を制する。
まとめ
最近「企業の在り方」という言葉をよく目にするようになりました。
難しく考えると企業の存在意義って!?・・・となりがちですが、
シンプルに考えると、自社の本質を見つめることです。
自分たちはどうなりたいのか、何にこだわり、何を大切にしているのか
それを突き詰めて考えていくと自ずと答えにたどり着きます。
今回は、当社が考えるブランディング・リブランディングをお届けしましたが、
私たちの根底にあるものは“本質と情熱”
クライアント企業の魅力を引き出し、言語化することで、
企業と社会をお繋ぎする事を使命としています。
ブランディング・リブランディングの一歩を踏み出してみたいけど、
まずどこから手を付けていいか分からない。
といった時には、私たち専門家を頼りにして下さい。
言葉を紡ぐ会社として、人々の豊かな人生と企業の幸せを紡ぐお手伝いができれば嬉しいです。
【ブランディング支援/企業・採用サイトの企画制作/広報コンサルティング】
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