貴社にロゴはありますか?ロゴは企業のイメージを視覚的にアプローチし、多くの顧客に共通のイメージを持っていただくことができます。そのロゴに「企業の共通言語」=タグラインをプラスして配置すると、トップの想いを社内で共有し、社外にメッセージを発信することができます。つまり、タグラインをつくることで、ブランディングを最速で構築できるのです。
企業の価値を端的に表す共通言語「タグライン」
社名の上に短い言葉を配置している企業ロゴを見たことはないでしょうか。この言葉を「タグライン」といいます。「タグライン」とは、企業のコンセプトや理念を表したり、その企業や商品、サービスがどのような価値を提供しているかを端的にあらわす言葉です。
タグラインはロゴの近くに配置し、つねにロゴとセットで表示します。広告や商品パッケージ、看板などに展開することで、企業イメージを浸透させることができます。また、ネームプレートや名刺に使用することで、社員にトップの方針を浸透させ、統一感のある事業活動を進めることができます。
<タグラインの例>
では、具体的にタグラインとは、どのようなものかを大手企業のタグラインの事例を紹介します。
「水と生きる」は、サントリーグループが、お客様はもちろんのこと、地域社会や自然環境と交わした約束の言葉です。自然環境保護への思いや、商品・サービスを通して豊かな生活文化の創造への貢献、そして社員が水のように自在に行動していく姿勢を表しています。
「Eat Well, Live Well」は味の素のグループ理念「私たちは地球的視野にたち、“食”と“健康”そして、“いのち”のために働き、明日のよりよい生活に貢献します。」を分かりやすく表現した言葉です。世界中に、おいしさを提供し、生活を豊かにするという企業姿勢を表しています。
タグラインとキャッチコピーのちがい
タグラインと似ているものとして、キャッチコピーがあります。どちらも宣伝目的ですが、タグラインは企業活動全体を表したメッセージ性の強い言葉であり。長年、変わらずに使用します。一方、キャッチコピーはキャンペーンや商品によって変化します。
タグラインづくりで大切なこと
タグラインは、ひと目で企業の価値が分かる表現することが大切です。非常にシンプルですが、ブランドを形づくる様々な要素を深く理解・分析し、その想いを短い言葉に凝縮しなければなりません。多くの企業の事例を参考しながら、一度考えてみてはいかがでしょう。
タグラインづくりで大切なことは、できるだけ短い言葉にすることです。文字数はどれくらいでいいかというと、人間がひと目見て内容を理解できる長さの限界は13文字という説があります。実際にヤフーニュースのタイトルは、おおむね13文字以内に抑えられています。優れたタグラインの事例をみても、例外はありますが、ほぼ13文字以内になっています。
当社は、さまざまな企業のタグラインを作成した実績があります。企業の市場でのポジショニングを見極め、社長や社員に徹底してヒアリングしたうえで、真の企業価値(強み・個性)を把握し、的確なタグラインをご提案します。

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