最近よく思う事です。
「伝える」ということ。
キレイなデザインよりも、スゴイキャッチよりも、
中身に、本質があるのか。の方がはるかに大事だという事に。
本質というのは、その人からにじみ出てくるものなので、
本音の思い。です。
その思いを、思いのままに、ありのままに、
伝えられる人、伝えられる会社は、
強く、
生き残っていける会社だと思います。
当社もホームページの制作会社ですので、
キレイで、カッコよくって、スパッと切れのいいキャッチコピーがある
ホームページを考えますが、
それは、最初の一歩(見た目のイメージ)であって、
当然ながら、
その先に続く言葉に、
本質があるかどうか、
が、その次の行動に繋がります。
本質を伝えることによって、人の心は動きます。
それは、ウソのない、
本当に心から思う事を伝えているからです。
「伝える力」というのは、決して、力強くインパクトを与える などではなく、
本音をいかに伝えることができるか。
だと思います。
人材育成のキャッチで「人材が育たないとお悩みの企業様へ」というフレーズを
目にする事がありますが、
人は育てて欲しいと思っているのではなく、
経営者の言葉の本質を知りたいだけなんです。
その思いを、どれだけ、じっくり、しっかり、社員さんに伝えて、
社外に伝えていくか、が、本当の意味で企業を成長に導きます。
そして、企業として、提供している価値は何なのか?
振り返り、掘り下げて考え、本当に心の中にある思いを伝えることで、
周りが変わっていく事を実感します。
さて、話は変わりますが、
本日は当社の設立記念日です。
改めて、私が本当にやりたい事は何なのか?を、振り返り、
“伝えることの大切さを伝えたい。”という想いが根幹にある事を深く実感しました。
そして、「広報」(伝え続けること)を通して、
企業のブランド作りに貢献していきたいと強く、熱く思います。
そんな思いを込めて、本質を伝えることが伝える力に繋がり、やがてそれは企業の武器となる。という事をお伝え致しました。
2019年4月5日 広報コンサルタント 金井直子